ビットコイン技術で独自仮想通貨を発行できるフレームワーク 「さるぼぼコイン」で実証実験完了

 デジタルガレージなどが運営する研究開発組織「DG Lab」は10月10日、ビットコインの技術を元にしたブロックチェーン上で独自の仮想通貨を発行できるフレームワーク「DG Lab DVEP」(Digital Value Exchange Platform)を開発したことを発表した。DVEPは飛騨信用組合の電子地域通貨「さるぼぼコイン」に提供されており、問題なく動作することを確認した。他の電子地域通貨やポイント発行業者に順次提供していくとしている。

ビットコインの技術を元にしたブロックチェーン上で独自の仮想通貨を発行できるフレームワーク「DG Lab DVEP」

 DVEPには、Blockstreamが開発するブロックチェーンプラットフォーム「Elements」を採用した。Elementsはビットコインベースであることから、「さまざまなブロックチェーン技術の中でも最もセキュリティレベルが高い」という。

 Elementsは、送金額や決済額を暗号化できるほか、複数の仮想通貨を発行・運用・取引できる特徴を持つ。また、Elements上で使用した通貨の種類も暗号化できるため、取引履歴や取引に用いたアドレスを公開しているビットコインに比べてプライバシー保護にも優れるとしている。今後DG Labは、DVEPを各種ポイントや仮想通貨間の交換サービスなどに応用していく。

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井上輝一
井上輝一

2016年3月からITmediaにジョイン。ITmedia Mobile、PC USER、LifeStyle、ヘルスケアで編集・執筆を兼務。2017年4月からITmedia NEWSでの兼務も開始。2019年4月にNEWS専属となる。スマートフォンやPCといったガジェット系の他、理系(神経科学)のバックグラウンドを生かして科学系のネタや、量子コンピュータ、ブロックチェーン、AIなど多岐に渡って取材している。

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