お風呂で読める「Kindle Oasis」発売 7インチ画面で読みやすく
アマゾンジャパンは10月11日、電子書籍リーダー「Kindle」の最上位機種「Kindle Oasis」の新モデルを発表した。従来機種と比べてディスプレイを大きくして視認性を高めたほか、Kindleシリーズ初の防水機能を備え、「お風呂やプールでも、物語に浸ることができる」という。同日から予約を受け付け、10月末の出荷を予定している。価格は3万3980円(税込、以下同)から。
2016年に発売したKindle Oasisのリニューアルモデル。片側に厚みを持たせ、グリップ部分を握って持ち運べる――という従来のデザインはそのままに、本体サイズを一回り大きくし、Kindleシリーズとしては最大の7インチ(300ppi)ディスプレイを搭載した。1ページ当たりの表示文字数は30%以上増え、漫画もより大きな画像で楽しめるという。
本体サイズは159(縦)×141(横)×3.4~8.3(厚さ)ミリ、重さは194グラム。新たに本体背部にアルミニウムを採用し、薄型に仕上げた。
防水機能(IPX8等級)も新たに搭載。「ファスナー付きのプラスチックバッグなどに入れなくても、そのまま浴室に持ち込んで読書ができ、少しの水がかかっても支障はない」(同社)という。
ページめくりは従来機種と同様、グリップ部分のボタンで操作する。画面を長押しするとページを読み飛ばせる「快速ページターン」機能を改良し、長押しの位置に応じてスピードを調節できるようにした。
このほか、読みたい作品を選ぶ画面で漫画をシリーズごとにまとめて表示する機能や、漫画の見開きページを画面いっぱいに表示する機能も搭載する。
ストレージ容量ごとに、8GBモデル(漫画約140冊分)と32GBモデル(漫画約650冊分)から選べる。価格は8GBが3万3980円、32GBが3万6980円、32GBの3G対応モデルが4万4980円。Amazonプライム会員は、4000円引きになる。
別売りのカバーは、ファブリック素材とレザーを用意。カバーを閉じると本体が自動的にスリープ状態になり、再び開くと解除される。従来機種とは違い、カバー自体にバッテリーは内蔵しない。ファブリックカバーは、インディゴ、サンドストーン、チャコールの3色で各5280円。レザーカバーは、ミッドナイト、メルロー、サドルタンの3色で各7180円。
アマゾンジャパンの橘宏至さん(デバイスマーケティング本部長)は「2012年に初代『Kindle Paperwhite』を日本市場に投入してから5年間、地道な努力を重ねてきた」と話す。
同社はデバイス自体に加え、コンテンツの展開も強化。16年8月に120万冊以上が読み放題になるサービス「Kindle Unlimited」、17年10月にはプライム会員向け「Prime Reading」の国内提供をスタートしている。友田雄介さん(Kindleコンテンツ事業部長)は「日本のユーザーは読み放題サービスに対するハードル(抵抗感)が低く、右肩上がりで成長している」と自信を見せた。
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