ドライバーの感情、AIが読み取り 「TOYOTA Concept-愛i」が東京モーターショーに(1/3 ページ)
トヨタ自動車は10月16日、人工知能(AI)を搭載するコンセプトカー「TOYOTA Concept-愛i」(コンセプト・アイ)シリーズを、第45回東京モーターショー2017(10月27日~11月5日、東京ビッグサイト)に出展すると発表した。四輪モデル、小型モビリティ、1人乗りのパーソナルモビリティを公開。AIがドライバーの感情を読み取り、運転をサポートするという。
四輪モデル「TOYOTA Concept-愛i」
TOYOTA Concept-愛iは、ドライバーの表情や動作、声色から感情や覚醒度を推定するEV(電気自動車)コンセプトカー。クルマの周辺状況に加え、ドライバーの状態から「ドライバーとクルマの信頼度」をモニタリング。クルマへの信頼度が高い上で、ドライバーがストレスを抱えている場合は、自動運転モードに切り替わるという。
Web上のニュースといった一般情報と、SNS発信や位置情報、車内での会話履歴など個人に関する情報を比較し、頻出するトピックからドライバーの好みを導き出すとしている。ドライバーが興味のある話題をクルマが提案したり、少し遠回りしてでも楽しめるルートを教えたりと「未知なる体験をもたらす」(同社)。
ボディーサイズは4510(全長)×1830(全幅)1475(全高)ミリ、ホイールベースは2700ミリ。乗車定員は4人。航続距離は300キロ程度。
TOYOTA Concept-愛iは、17年1月の「CES 2017」(米ラスベガス)にも出展していた。20年ごろには一部機能を搭載した車両を、日本の公道で試験走行させる予定だ。
小型モビリティ「TOYOTA Concept-愛i RIDE」
小型モビリティの「TOYOTA Concept-愛i RIDE」は、車いすユーザーの使い勝手を追求したEV。大きく開くガルウイング、乗降口にスライドする電動シートを採用したほか、ステアリングやアクセル、ブレーキペダルが不要なジョイスティックを取り入れた。
走行時は運転席がセンターに移動(1人乗車時のみ)。自動駐車や自動バレットパーキング機能も搭載し、車いすユーザーのみならず、高齢者など誰でも安心・安全に運転できるようにサポートするという。個人所有だけでなくシェアリングサービスでの活用も想定している。
ボディーサイズは2500(全長)×1300(全幅)1500(全高)ミリ、ホイールベースは1800ミリ。乗車定員は2人。航続距離は100~150キロ程度。
パーソナルモビリティ「TOYOTA Concept-愛i WALK」
1人乗りのEV「TOYOTA Concept-愛i WALK」は、全長を人の歩幅以下、全幅を人の肩幅以下に抑え、その場での回転が可能。歩行者と同じ空間を走行できるという。停止・走行時の安定性を高めるために、3輪かつ速度に応じたホイールベース可変機構を採用した。
ハンドル部のセンサーやエージェントとの会話からドライバーを理解し、走行時に危険を察知すると警告して自動的に回避するという。ステア操舵機能を搭載し、ドライバーが体重移動をしなくても簡単に操作できるとしている。
TOYOTA Concept-愛i RIDEと同様、シェアリングサービスへの活用を想定。ほかの交通機関と連携し、近距離に使えるモビリティの開発を目指す。
ボディーサイズは500~700(全長)×400(全幅)1130(全高)ミリ。航続距離は10~20キロ程度。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR