「ITしぐさ」にツッコミ隊
「インスタ映え」の功罪 そこから生まれた“闇ITしぐさ”(2/2 ページ)
また、最近ではインスタ映えを意識した美術展なども増えてきた。森美術館(東京・六本木)で開催中のアート展「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」では、SNS映えを意識したアートがいくつも用意されている。実際に行って驚いたのが、館内の壁にInstagramなどSNSアイコンが貼られていたこと。写真撮影やSNS投稿を全面的に推奨しているようで、Instagramでも各撮影スポットでの写真が4000件以上も投稿されていた。口コミで話題になった「ナイトプール」も、Instagramが人気に火を付けた一因だったといっても過言ではないはずだ。
インスタ映えの功罪
いくつかの問題を抱えつつも、ユーザーにとってはインスタ映えを意識することで「写真技術を楽しみながら向上できる」というメリットもある。友達や全く知らない人から「いいね!」をもらうため、試行錯誤しながら“お気に入りの1枚”の撮影に尽力する。
リコーの全天球カメラ「THETA」を使い、Instagramを楽しむ女性に取材した際は、「(いろんな荷物を入れるので)リュックはすごく重いんですが、Instagramでコメントをもらえたときのうれしさが尋常じゃないんですよね」とうれしそうに語る姿が印象的だった。
遠出する際は、iPhone、キヤノンの一眼レフカメラ「EOS Kiss X5」、360度写真が撮れる「THETA SC」の他、100円ショップで買ったビー玉や水晶玉などの小道具も携え“フル装備”で向かうという。
スキルシェアサービス「ストアカ」などでは、スマホカメラ教室を開く人たちも。「いいね!が増える」「SNS映え」などの文言が並び、スマホ撮影の技術を向上させたいニーズがあることがうかがえる。
今年の「新語・流行語」には「AIスピーカー」「炎上○○」などIT・ネット用語も多くノミネートされた。来年を象徴する言葉は何になるのか。そこから生まれる“ITしぐさ”にも注目したい。
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あなたも「やっている/体験した」ことがあるかも? ITツールやWebサービスが発達した現代ならではの行動、マナー、習慣──そんな「ITしぐさ」を紹介する。
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