マストドンつまみ食い日記
ブロックチェーンSNS「hiveway」とマストドンとの関係
セキュリティ企業の創業者でありお騒がせな人物として知られるジョン・マカフィー氏が関わるSNS「hiveway」がスタートした。ブロックチェーン技術を採用しICO(Initial Coin Offering)による資金調達を行うSNSをうたっているが、その実態が議論を呼んでいる。
オープンプロトコルを採用した脱中央集権的オープンソースSNSで、500文字までを投稿でき、投稿には警告を付けることができ、ユーザーは人間であって商品ではなく……。hivewayが挙げるSNSの特徴の多くが連合型オープンソースSNSのマストドン(Mastodon)と一致するのだ。
ログイン画面を見ても、マストドンと同じ文言が使われているが、GitHubで公開されているソースコードを見ると、「Mastodon」が「hiveway」に書き換えられていることが分かる。
hivewayは、SNS内仮想通貨「WAY Token」を既に発行。2018年8月にはマーケティングと広告をサポート、11月にはネットワーク自治掲示板を開設予定。hiveway内で選挙を行い、「スマート憲法」も制定するという壮大なロードマップを描いているが、その前に「恥ずかしげもなくマストドンを盗用している」という指摘にまず答える必要があるだろう。
追記:マストドンのコミッターである山岸和利さんによる指摘で、hivewayのソースコードのコピーライトに、マストドンからフォークしたという記述があることが確認された。これによると、hivewayは以下の独自実装がされているという:
- Ethereumブロックチェーンの統合
- UIの点数を減らし、よりフレンドリーに
- 連合タイムラインの削除
- MastodonブランディングをHivewayブランディングに置換
UI上は、通知カラムが固定されず、連合タイムラインが表示されないが、XXX@XXXX.XXXというフル表記されたアカウントをリモートフォローすることは可能だ。
※AGPLv3のライセンス上問題ないという指摘があったのでタイトルを変更しました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
マストドンつまみ食い日記
マストドン(Mastodon)をはじめとする、脱中央集権をうたうサービス、アプリ、Web 3.0の動きをつまみ食いする連載です。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR