座っているだけで肌の状態が分かる「スキン スキャン」 SK-IIが体験型ショップに導入
座って正面にあるカメラを見つめるだけで肌の状態を分析してくれる――。そんな体験ができるブースを、化粧品ブランド「SK-II」(エスケーツー)を展開するP&Gプレステージが体験型ショップ「FUTURE X Smart Store by SK-II」(東京都渋谷区)に導入した。化粧をしたままでも気軽に体験でき、分析結果に合わせたおすすめ製品を試すこともできるという。
肌状態を分析するのは「スキン スキャン」という1人用のブース。中には腰掛けるスペースとタッチ操作可能なスクリーン、スキャンを行うカメラが設置され、体験者に入り口で手渡されるICチップ入りのバンドを壁にある「X」マークに当てると起動する。
タッチスクリーンで年齢を入力し、表示される緑色のエリアを見つめていればカメラが体験者の顔を認識、自動で肌をスキャンする。スキャンしたデータはクラウドへ送信され、SK-IIの肌研究データベースと照合してスコアリング。「自分の肌は同世代の平均と比べてどうか」を、美しい肌を構成する5つの要素――キメ、ハリ、シワ、シミ・くすみ、ツヤで評価するという。
【追記:2018年5月17日21時05分更新 データ分析について一部追記し、表現を改めました】
分析結果は2階にある大型タッチスクリーン「スマート ビューティー ウォール」や「スマート ビューティー カウンター」で確認可能で、いずれも上部に設置されたカメラで顔を認証するか、装着したバンドをXマークにタッチすることで自身の結果を呼び出すことができる。
スマート ビューティー ウォールは要素ごとに設置してあり、例えば筆者(26歳、女性)の場合は20代女性の平均値と比較され、平均的な状態であれば50%になるという。また肌が受けているダメージを「OK」「GOOD」「VERY GOOD」の3段階評価で表示してくれる。
一方スマート ビューティー カウンターでは、5つの要素の総合評価と肌年齢がディスプレイに表示される。さらに、カウンターに並んでいる製品にはICチップが貼り付けてあり、ディスプレイにかざすとどの要素に効果のある化粧品なのか確認できる。自分の結果と見比べながら気になる製品を試せるという。
これまでSK-IIの店頭では、店員が「マジックリング」と呼ぶ機材を体験者の頬に当て肌を撮影することで肌分析を行ってきたが、スキン スキャンは体験者自身が操作可能で肌に当てる必要もない。メイクしたまま、より手軽に肌分析を体験できるようになったという。
P&G プレステージのYoe Gin Chang(ヨジン・チャン)氏(SK-IIアソシエイト ディレクター)は「ユーザーの買い物をシンプルにするにはテクノロジーが不可欠であると判断した。テクノロジーを活用することで、これまで体験したことのないスキンケア体験をしてもらえれば」と話す。
FUTURE X Smart Store by SK-IIは、実験的な「次世代の体験型リテールストア」という位置付けで6月28日までの期間限定営業となる。同社では、その結果をもとに他の都市への出店なども検討していく。
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