TwitterとFacebook、イラン出自の不正アカウントを大量凍結/削除と発表
米Facebookは8月21日(現地時間)、652件のページ、グループ、アカウントを削除したと発表した。いずれもイランおよびロシア出自で、組織的に不正行為を行っていたとしている。これらのページやアカウントを作った組織は、Facebookだけでなく、複数のネットサービス上で、中東、中南米、英国、米国のユーザーを標的にしていたという。
同社は、ユーザーの信頼に応えるため、こうした取り組みを継続しているという。だが、敵も意志強固で世故にたけており、リソースもあるので、この軍拡競争で先を行くためには技術や人の強化に加え、法執行機関やセキュリティ専門家、他社との協力が必要だと説明する。
同日、米Twitterは公式Twitterアカウントで「業界の仲間と協力し、組織的な不正を行っていた284のアカウトを凍結した。アナリストによると、これらのアカウントの多くはイラン出自だ。われわれは他社や法執行機関と協力している。われわれの目標は、こうした不正行為の調査に協力し、可能なかぎり透明性を保つことだ」とツイートした。
Facebookはこれらの不正ページやアカウントを登録している「Liberty Front Press」という組織について、セキュリティ企業のFireEyeから7月に報告を受けた。Facebookが調査したところ、独立組織だとしているこの組織が、イラン政府のメディアとつながりがあることが判明した。
これらのページは出自を隠し、他国の政治的問題について国を分断するようなコンテンツを多数投稿していたという。
削除したロシア関連のページについては、米連邦政府がロシアの軍事情報サービスとつながりがあると指摘したもので、イランのページやアカウントとは直接関連はないという。ロシア関連の調査では、米法執行機関と密接に協力しており、現在も進行中なので詳細は公表しないとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
2
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
3
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR