「iPhone XS/XS Max/XR」は何が変わった? iPhone X/8/8 Plusと比較しながら要点をまとめ(2/2 ページ)
iPhone XRのスペックを見ると、iPhone 6s/iPhone 6s Plus以降で採用している感圧タッチ機能「3D Touch」が唯一取り除かれている。XS/XS Maxでは続けて採用しており、今後のモデルで3D Touchが機能としてフェードアウトしていくとも考えにくいことから、意図的に外しているようだ。3D Touchを便利に使っているユーザーは悩ましいポイントとなりそうだ。
新モデルは全て「A12 Bionic」搭載 パフォーマンスは最大15%向上
XS/XS Max/XRは、7nm製造プロセスによる新プロセッサ「A12 Bionic」を採用。6コアCPU(4+2コア)、4コアGPU、8コアのニューラルエンジンを搭載する。iPhone Xが採用していた「A11 Bionic」に比べてパフォーマンスは最大15%高速化、消費電力は最大50%削減、グラフィックス性能は最大50%高速化したという。
バッテリー容量は公開していないが、iPhone Xと比べると、XSのバッテリー持続時間は約30分、XS MAXは約1時間半伸びたという。連続通話時間はiPhone XSが最大20時間、XR Maxは最大25時間、XRも最大25時間。ビデオ再生はXSが最大14時間、XR Maxが最大15時間、XRが最大16時間となっている。
バッテリー持続時間を重視するユーザーは、大きなボディーサイズを生かして他モデルよりもバッテリー持続時間が長いiPhone XS Maxを選ぶといいだろう。いずれもワイヤレス充電に対応する。
カメラは主にフロントカメラを強化 RGBカメラとIRセンサーを搭載
XS/XS Max/XRの前面に搭載される、有効700万画素のRGBカメラ(F2.2)とIRカメラを組み合わせた「TrueDepthカメラ」は、Face IDによる顔認証が高速化したという。ポートレードモードによる背景のボケ効果も強化した。
XS/XS Maxの背面カメラは、有効1200万画素の広角レンズ(F1.8)と望遠レンズ(F2.8)のデュアルカメラを搭載。ともに光学手ブレ補正を搭載する。4K動画撮影(24fps、30fps、60fps)やスローモーション撮影(120fps、240fps)など、いずれもiPhone Xと同等だが、動画撮影でステレオ録音が可能になった他、ポートレードモードで被写界深度(F値)を疑似的に変えられるようなユーザーインタフェースによって背景のボケ具合を後から変更できるようになった。
iPhone XRのリアカメラはシングルレンズ(F1.8)となる。
nanoSIM+eSIMのデュアルSIMに対応
XS/XS Max/XRは、iPhoneで初めてLTEの同時待受(DSDS)が可能なデュアルSIMに対応した。ただし、SIMを2枚挿せるわけではなく、内蔵チップ型のeSIMとnanoSIMの組み合わせによるもの。中国向けのモデルのみnanoSIMを2枚挿せるという。
512GBの大容量モデルが登場、しかし……
XS/XS Maxには、512GBのストレージを持つ最上位モデルも登場した。しかし、iPhone XSは15万2800円、iPhone XS Maxは16万4800円と、かなりの高額モデルになっている。
一方で、iPhone XRの64GBモデルは8万4800円と、新モデルの中では比較的お手頃価格に落ち着いた。iPhone Xの64GBモデルが11万2800円だったことを考慮すると、iPhone 8にiPhone Xのデザインを取り入れて、カラーバリエーションを増やし、基本スペックを上位モデル並に向上させたiPhone XRは、新たな需要を呼び起こすモデルとなるかもしれない。
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