ITりてらしぃのすゝめ
SuicaとLINEの移行は? iPhone機種変更の前にやるべきこと(2/2 ページ)
旧機種は手元に残しておくとよいかも
前回のコラムでは「二段階認証アプリ」に注意しようということをお伝えしました。こちらに関しては前回同様、無料アプリならばIIJが提供する「IIJ SmartKey」が丸ごと引っ越すのに適しており便利です。
私は有料のパスワード管理ソフト「1Password」を使っていますが、こちらはクラウド経由でパスワード情報を同期できます(そのような情報をクラウドに上げていいのかに関しては、おそらく個々のリスク判断に寄りますのでここでは触れません)。
二段階認証のコードは機種変更時のもう一つの鬼門で、移行に失敗するとログインできなくなるリスクがあります。海外では推奨されないものの、SMSによる二段階認証は携帯電話の契約さえあれば使えるので、その点では便利かもしれません。
スマートフォンは個人が生きていく上でのライフラインで、コミュニケーションの要です。二段階認証が一般的になると、デジタルの鍵としても活用されることになります。
1年に1度機種変更しているiPhoneファンならまだしも、通常は2~3年に1度だけしか「移行作業」を体験しないでしょう。その作業の重みが年々増してきて、絶対に失敗できない作業になりつつあります。
特にモバイルSuicaのようなデジタルマネーそのものを取り扱うものや、銀行におけるワンタイムパスワードアプリなどがうまく移行できないと、生活そのものにも影響が少し出てしまうかもしれません。
リスクを可能な限り下げるためには、もしかしたら「しばらく旧機種を手元に残す」のがいいかもしれません。昔の機種が動いていれば、そちらの情報を見ながら作業ができる場合もあります。
最近では携帯キャリアの施策として旧機種を下取りするサービスもありますが、新端末購入と同時に取り上げられてしまうのか、それとも後日送付でもいいのかを確認しておく必要があるかもしれません。
特に二段階認証を活用していて、極力リスクを下げたいのならば、メインのモバイルデバイスが壊れたときにすぐに使えるよう、予備機として手元に残すのもいいでしょう。年に1度の移行タイミング、今回も滞りなく、安全にクリアしたいですね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ITりてらしぃのすゝめ
「身近な話題を例にITリテラシーを高めていこう」がコンセプト。さらっと読めて人に話せる、すぐに身につく。分かりやすさ重視で解説。小ネタも扱います。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
2
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
3
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
4
バーガーキング、約1118万件漏えい 公式アプリ会員システムに不正アクセス
-
5
メドレーの産婦人科向けシステムに不正アクセス、患者の個人情報漏えいか 最大787の医療機関が対象
-
6
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
7
「Rakuten Mini」など4機種に脆弱性 楽天モバイル、他製品への切り替え推奨
-
8
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
9
相次ぐサイバー攻撃に「AI悪用の可能性」……初来日のAnthropic共同創業者が言及 悪用どう抑止
-
10
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR