カメラで来店者の属性や行動分析、製品の作り手に伝える新店舗「蔦屋家電+」オープンへ
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの蔦屋家電エンタープライズは12月14日、個人やスタートアップなどの製品を展示し、来店客からフィードバックを受けて作り手に届ける新店舗「蔦屋家電+」(ツタヤカデンプラス)を来年4月に二子玉川蔦屋家電(東京都世田谷区)内にオープンすると発表した。店内に設置したカメラを使って来店客を撮影し、属性や行動データを個人が特定できない状態にした上で分析し、作り手にフィードバックすることで、顧客と作り手をつなぐ仕組みだ。
個人やスタートアップなどが制作した家電製品や日用品、食品などを展示・販売するショールーム型の店舗。作り手のプロフィールや製品に込められた思い、デザインのコンセプトなども紹介する。「作り手を応援する場が欲しい」「マーケティングに参加し、 自分の声を届けたい」という顧客との出合いの場にするとしている。
顧客の行動分析には、オプティムが提供し、小売店などで導入されている「OPTiM AI Camera for Retail CE」を採用。店内のカメラで撮影した映像から、同システムを使って来店者の属性と行動データを、個人を特定できないデータにリアルタイムに変換した上で収集し、作り手にフィードバックする。展示製品への質問や要望も集約して作り手に届ける。
来店者のプライバシーを守るため、店の入り口に、カメラ画像や行動データについての案内を掲示し、確認してもらった上で入店してもらう。カメラ画像は即時(0.3秒)に、顧客の特徴を示すデータに置き換えた上で削除。顧客の特徴を示すデータも、性別や年代などの属性の推定データに即時に置き換えて削除する。
顧客の区画内での位置や棚の前での行動を座標値として取得。店舗内での移動や滞留状況、棚から手に取った商品を分析する。これらの情報も、顧客が区画から出た時点で即時に破棄する。
カメラ画像・行動データは製品のマーケティング分析のみに活用し、T会員の情報や会計情報などほかの情報には一切ひも付けないという。カメラ画像・行動データは同社のみで利用し、CCCグループ会社を含め他社にも提供しない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR