Amazon、ニューヨーク本社計画断念「地元の反対を受け」
米Amazon.comは2月14日(現地時間)、昨年11月に発表したニューヨーク市での第2本社開設を断念したと発表した。多数の州政府や地域の政治家がこのプロジェクトに強く反対したためとしている。
Amazonは11月、多数の応募地域から第2本社設立地としてニューヨーク市クイーンズ地区ロングアイランドシティとバージニア州アーリントンを選んだと発表。合わせて50億ドルの投資と5万人の雇用創出を約束した。
それに対し、ニューヨーク市からは15億2500万ドルの税制優遇を受けることになっていた。クイーンズ区選出の議員などが、これが過度な優遇だとして反対していた。
市議会のジミー・ブレイマー議員(民主党)が1月30日に主催した反対集会では、大企業進出による家賃高騰を懸念する声も上がった。
Amazonは発表文で、「世論調査では、ニューヨーカーの70%がわれわれの計画を支持していることを示しているが、多くの州と地方の政治家が反対を表明し、プロジェクト推進に必要な関係性を築くつもりはないことを明らかにした。(中略)この決定に至ったことを残念に思う」としている。
同社は、ニューヨークに代わる候補地を新たに選ぶことはしない。アーリントンの第2本社とナッシュビルの物流拠点の計画は続行する。
ニューヨーク市の拠点拡充は、米Googleや米Appleも計画しており、いずれも大量の雇用創出を謳っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR