Facebook、ウォーレン議員の政治広告を削除 ロゴ無断使用のポリシー違反で
米国のIT大手、Google、Facebook、Amazonを解体すると主張するエリザベス・ウォーレン上院議員(民主党、マサチューセッツ州)がFacebook上に政治広告を掲載したが、Facebookがこれをすぐに削除したと、米Politicoが3月11日(現地時間)、Facebookへの取材に基づいて報じた。
現在は見ることのできないこの広告は、ウォーレン氏の大手解体の主張を宣伝するためのもので、「Facebook、Amazon、Googleの3社はわれわれの経済と民主主義に非常に大きな力を持っている。われわれは皆、これを使っているが、彼らは力を得るにつれ、競争を破壊し、われわれの個人情報を集積のために利用し、市場を自分たちの都合に合わせてゆがめている」と書かれているという。
このキャンペーンでは3社のみを掲げているが、ウォーレン氏はThe Vergeのインタビューで「Appleも対象」だと語り、GAFA解体を主張していることを認めた。
FacebookはPoliticoに対し、「その広告は、Facebookの企業ロゴを無断で使っており、広告ポリシーに違反しているので削除した。だが、Facebook上での活発な議論を可能にするため、広告を再掲載するつもりだ」と説明した。
ウォーレン氏はFacebookとその傘下のInstagramのアカウントを持っており、Google傘下のYouTubeも自身のキャンペーンに活用している。
同氏は広告が削除されたことを受け、Twitterアカウントで「なぜ私がFacebookが力を持ちすぎたと考えているか知りたい? Facebookがそうした議論を締め出す力を持っていることから話を始めよう。広告を復活させてくれるのには感謝する。だが、私は唯一の監視者が支配するソーシャルメディア市場は望んでいない」とツイートした。
ウォーレン氏は2月、2020年の米大統領選の民主党候補争いに名乗りを上げている。民主党からはウォーレン氏の他、ジョー・バイデン氏、バーニー・サンダース氏なども出馬を表明している。民主党側の候補が決まるのは2020年夏の民主党大会(日程はまだ発表されていない)の見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR