ドコモの新料金プラン「ギガホ/ギガライト」、その強みと弱みを解説(3/3 ページ)

他社プランのいいところを採用

 通信業界に目を向けると、従量課金制のライトユーザー向けプランと、大容量のヘビーユーザー向けプランをそろえる手法は、KDDIの「auピタットプラン/auフラットプラン」、ソフトバンクの「ミニモンスター/ウルトラギガモンスター」などが存在する。

 ドコモはギガホ/ギガライトを設計する際に、こうした競合のプランを一部参考にしたといい、吉澤社長は「分かりやすさは当然認め、いいところを取り入れた」と説明。料金を踏み込んだ点や、30GBを超えても1Mbpsで通信できる点などで強みを出した」と差別化要因をあらためて説明した。

 今後は競合の動きを踏まえ、新プランにオプションなどを設定する可能性もあるという。「2社が何らかの対抗策を打ってくる可能性は否定できない。中身を見た上でしっかりと判断するが、料金に加えて、サービスやLTE通信の品質、アフターケアを総合的に勘案しながら検討していく」と吉澤社長は説明する。

photo 今後も複雑になりすぎないように、オプションなどを設定する可能性もある

 こうした施策は検討しながらも、新プランの強みである“分かりやすさ”は失わないよう工夫する方針で、「極力複雑にならないようにする」という。

 吉澤社長は昨年10月末に値下げの計画を公表した際、その規模について「4000億円の顧客還元を行う」という表現も用いていた。その全額を19年度に還元するわけではないが、同年度は減益を見込み、利益が従来の水準に戻る時期は23年度ごろを見込む。ただ、この計画にこだわるつもりはないといい、吉澤社長は「前倒しできるようしっかり努力していきたい」と決意を語った。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR