スマートモビリティーで激変する乗り物と移動のかたち

「フェス化」で激変する東京モーターショーのかたち(2/3 ページ)

もはや当然となった運転支援技術とコネクテッド

 車両展示に比べ、比較的地味ではあるが、既にサポートするのが当然となった運転支援技術とコネクテッド。

 運転支援技術は自動運転技術の前段階に相当し、衝突被害軽減ブレーキ、歩行者検知、前車追随型クルーズコントロールなどさまざまな機能を包括するが、各社の呼び方がまちまちで機能差が大きく、例えばABSやTCS(トラクションコントロール)といった用語に統一されていないため分かりにくい。ただ、もはや軽自動車といえども運転支援技術搭載は当然となったため取り立てて大きくアピールすることもない、というのが実情だろう。

 また車両がクラウドと接続されて各種サービスを受けられるコネクテッド。こちらは用語が統一されており分かりやすいが、こちらもこれだけ世界的にスマートフォンが流通し使われている時代なので、当然のものとなっている。数年前は珍しかった車内のUSB端子だが、今では定員分用意されているし、もちろんカーオーディオとの接続は有線、Bluetooth経由ともに当たり前である。

 簡単に言えばクルマのインターネット化であり、インフラは整備されたため差別化するにはサービスの違いとなる。各社ユーザーインタフェースに凝ったり、カーナビがスマートフォンアプリと連動し、駐車場で降車後もナビを続けるといったクラウド型サービスを開発している。

photo 日産コネクテッドアプリコンセプト 写真撮影:筆者 撮影場所:日産社内
印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

スマートモビリティーで激変する乗り物と移動のかたち

四輪、二輪、船……。今最も激しい進化を遂げている分野であるモビリティーについて追っていく連載。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

野間恒毅
野間恒毅

ブロガー&ライター、ライダー&ドライバー。ソニーでVAIO用ソフト、VR、ネットサービスを企画開発。ニューヨーク大学留学でIoTを学んだのち、ブログソフト会社に転職。その後起業しウェブシステム、スマホアプリ開発を手掛ける。現在自動操船ヨットのスタートアップを立ち上げ、漁業のスマート化に取り組む。

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR