日本IBM、企業のAI活用を支援する新組織「AIセンター」発足 その狙いは?(2/2 ページ)
IBMの伊藤昇常務執行役員(クラウド&コグニティブ・ソフトウエア事業本部長)は、「今、企業では部門ごとや業務ごとにAIを使うのではなく、会社全体でどのようにAIを活用し、企業の成長に生かしていくかにチャレンジするフェーズに入ってきている」と話す。しかし、多くの企業は部門ごとのコスト削減などは実現できているものの、データを活用して新しいビジネスを作ることについては、どう取り組めばいいか分からず悩んでいる状態だという。「こうした企業に対して、どのようにAIを活用して企業変革をしていけばいいのかを、IBM全体で支援していく」と、伊藤常務執行役員はAIセンター設立の狙いを語る。
「IBMのAIといえば真っ先にWatsonが思い付くと思うが、それだけに限らず、全てのソフトウェアやハードウェア製品の提供、企業向けの支援全体を含めて、IBMは企業のAI活用を推進する」(伊藤常務執行役員)
伊藤常務執行役員は、IBMがグローバルで持つクラウドやAI領域の知見・ノウハウについても強調する。米IBMでは、2019年にAIやクラウド関連の米国特許を9000件以上取得。AI関連だけでも1800件以上の米国特許を取得するなど、存在感を見せている。グローバルの取り組みで得た知見を、日本企業の支援にも生かしたい考えだ。
グローバル企業に比べ、日本企業からは「ワンストップのソリューションとしてAIを提供してほしい」という要望が多いという。グループ全体の技術や知見を生かしながら、日本企業の実態に即したサポート体制を整えていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR