荻窪圭のデジカメレビュープラス
苦手を克服した待望のフルサイズ一眼レフ、ニコン「D780」(4/4 ページ)
一眼レフで撮影する気持ち良さを存分に味わえる
実のところ、個人的にはミラーレス一眼に完全に移行してしまったので、本格的な一眼レフは久々に使ったのだが、やはり光学ファインダーを覗きながらメカの感触を手に感じつつ撮るのは気持ちいい。ライブビュー性能が上がっても、ファインダーを覗いて撮れるシチュエーションではファインダーを覗いてしまう。
上位機のD850ほどではないが、ファインダーもよく見えるしシャッターの感触もいい。指が覚えてしまえばファインダーを覗いたままたいていの設定はボタン+ダイヤルで変更できる。
一眼レフで撮影する気持ち良さを存分に味わえるのだ。
残念なのはAF用のスティックを装備してないことくらいか(十字キーで行う)。
一眼レフとして光学ファインダーをメインに使っていれば、バッテリーの持ちが驚くほどよい(CIPA規格で2000枚以上。実際に使っていても普通の人なら2日は持つだろう)のも良さだ。
それに対して、露出や色といった仕上がりをある程度見ながら撮るならライブビューの方が良い。
イマドキの一眼レフはライブビュー性能も高くないと生き残れないわけで、そういう意味でもD780はちゃんと進化してくれた感がある。ライブビューオンオフボタンが押しやすいところにあるのもいい。
イマドキのカメラとしてUSB充電にも対応しているし、スマートフォンとの連携も問題ないし(Bluetoothで常時接続しておけば、スマートフォン経由で位置情報の記録もできるし、2Mサイズでよければ自動転送もしてくれる)、SDカードスロットもデュアルなので安心だ。
一眼レフとしての完成度はD850の方が上だが、あちらはハイエンド機だけあって高価でちと重い。
D780はその点いくらか軽くて安くてバッテリーの持ちもよくて、ライブビュー時の性能も上がってる。ニコンの一眼レフを使っていた人が「まだまだ一眼レフで戦いたい」と思ったら、これが最適だ。
【訂正:2020年3月6日更新 ※レンズの型番を修正しました】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR