東京都の新型コロナ対策サイト“爆速開発”の舞台裏 オープンソース化に踏み切った特別広報チームの正体(2/4 ページ)
3月2日、サイト制作を発注→2日で完成
東京都は、データの収集やサイトの要件などをまとめるのと同時に、サイト制作の委託先を選定。行政組織のWebサイトやサービスなどの制作を請け負う一般社団法人コード・フォー・ジャパン(東京都文京区)が担当することになった。
天神さんによると、東京都はコード・フォー・ジャパンに、個人情報など機微な情報の取り扱いには十分に注意したうえで、“なるはや”でサイトを作るよう注文したという。
コード・フォー・ジャパンは2日から開発を初め、3日の夜には公開までこぎ着けた。
早さの理由は「小規模開発」「アジャイル開発」
天神さんによると、アイデア出しから1週間でWebサイトを公開するのは、「べらぼうに早い」という。対策サイトの開発が高速で進んだ要因は、開発規模の小ささとアジャイル開発にある。
井内さんによると、規模にもよるが、東京都においてWebサイト制作にかかる期間は2カ月以上になる場合も多いという。新型コロナウイルス感染症対策サイトが普段通りの規模感で開発されていた場合、公開は5月以降になっていたかもしれない。
今回、コード・フォー・ジャパンとの契約期間は1カ月未満と短かったという。特別大規模な開発ということもなく、東京都としては重要だが小さな規模のプロジェクトという扱いになる。
小規模プロジェクトだったことや、新型コロナウイルス感染症対策の緊急性が高いこともあり、制作にかかる時間が大幅に短縮できたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR