Innovative Tech
太陽光で羽ばたく「バタフライロボ」は蝶よりも速い 中国の研究チームが開発
Innovative Tech:
このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。
常州大学と江蘇大学による中国の研究チームが開発した「Sunlight-Driven Continuous Flapping-Wing Motion」は、太陽の光だけで連続的に動作するフィルム型アクチュエーター(Flexible Bio-Butterfly-Wingと呼んでいる) だ。
このデバイスは、薄いポリマーシートを金属薄膜でコーティングした2重構造。追加のハードウェアやケーブルを必要とせず、自然の太陽光だけを羽ばたき運動に変換することで動作する。
実験では、フィルムの端を固定した状態で一定方向から光を当てテストした。光が当たると温度が上昇し、金属層とポリマー層の熱膨張の違いにより固定されていない方が曲がり、同時に自身の日陰部分の温度が下がり元に戻るように展開。この繰り返しで連続運動を実現する。
曲がり方は光の当たる角度と、光の強さで決定される。
達成された羽ばたき運動の最高周波数は4.49Hzで、本物の蝶の羽ばたき周波数を超えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR