iPhoneに新設された「故人アカウント管理機能」は何をもたらすのか(2/3 ページ)
持ち主が亡くなったときは、連絡先に指定された人が自身の端末、あるいは申請サイトから、アクセスキーを入力して死亡証明書をアップロードする。Appleの審査を通ると、故人が残したデータへのアクセスが認められて、ダウンロードしたり、その後にアカウントデータを削除したりできるようになる。
アクセスできるデータはiCloud上にある以下のものが対象だ。iCloud上にあっても、キーチェーンに保管されているID、パスワードなどの情報やApple IDでの支払い情報、購入した動画データや音楽などのライセンス認証が必要なメディアなどは対象外となる。故人アカウント管理連絡先は複数人指定できるが、どの人がアクセスしてもラインアップは同じだ。
- iCloud写真
- メモ
- メール
- 連絡先
- カレンダー
- リマインダー
- iCloudに保管されているメッセージ
- 通話履歴
- iCloud Driveに保管されているファイル
- ヘルスケアのデータ
- ボイスメモ
- Safariのブックマークとリーディングリスト
つまるところ、故人アカウント管理連絡先の設定機能はiCloudを利用したApple純正の生前準備ツールといえる。生きている間は自分しか踏み込めないiCloudの扉を、死後には特定の相手に限って開けるように設定しておける。Appleが門番を担っている貸金庫のようなものだ。
さて、この機能が意味するものとは何だろう?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
8
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
9
GMO、攻撃者による情報公開を確認 顧客データ含むか調査中 追加の見舞金も検討
-
10
タイムズカー、お見舞金3000円の算定基準は? パーク24に聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR