西川善司の「日産GT-Rとのシン・生活」
断絶危機の純ガソリンスポーツカーにして人生最後のクルマ「GT-R nismo Special Edition」、ついに納車されました(1/5 ページ)
IT系ライターの西川善司さんはクルマ愛好家でもあり、スポーツカーに関する記事も執筆している。そんな西川さんが手に入れることになった最新スポーツカー「GT-R nismo Special Edition」を切り口に、これからのクルマのものづくりを解き明かしていく。
連載スタートからの2回では「GT-Rの魅力」や「日本のもの作り」について語ってきたが、今回とその次は、「GT-Rの購入ガイド」的なテーマでいくことにしたい。
- 連載第1回:開発者の「記者イジメ」に遭いながらもそのマシンが欲しくなった、その背景にある熱い物語
- 連載第2回:全て“当たり”にするこだわり、刀鍛冶を思わせるブレーキ焼き入れ――「日本のものづくり」マインドが凝縮されたGT-R
筆者は、実際に2021年にオーダーを入れた2022年モデルの「GT-R nismo Special Edition」を入れると3台のGT-Rを乗り継いだことになるが、それぞれ、どのような手段で購入したのかについても語ろうと思う。
純ガソリンエンジン搭載スポーツカーの断絶危機は今年と4年後にやってくる
昨年、2021年は、純ガソリンエンジン搭載のスポーツカー車種が目まぐるしく動いた年だった。
3月にはホンダの軽自動車でミッドシップスポーツカーの「S660」の生産終了が発表され、8月にはホンダのハイブリッドスーパースポーツカーである「NSX」が、最終モデルの「TYPE-S」の発表とともに2022年内で生産終了とすることを発表している。
片や、2021年4月に、トヨタは新型「GR86」、スバルは新型「BRZ」を発表した。この2台は多くの人が知るようにトヨタとスバルの共同開発車で、事実上の兄弟車である。また、2021年8月には日産が新型「フェアレディZ」を発表。2021年12月にはマツダが「ロードスター」をマイナーチェンジした。
日産は、R35型の現行GT-Rについての生産終了を宣言してはいないが、2022年モデルの特別仕様車として「GT-R nismo Special Edition」を4月に発表、9月にはGT-R基準モデルの特別仕様車「GT-R T-SPEC」を100台限定で発表したことから、「これが最終モデルかもしれない」という見立てが広まり、多くのスポーツカーファンが関心を寄せた。
海外に目を向けると、英国のスポーツカーメーカーの名門、ロータスは、全ての既存モデルの生産を終了し、2021年7月に「最後のガソリンエンジン搭載車」という触れ込みで新モデル「エミーラ」を発表。同じ英国のスポーツカーメーカーのマクラーレンも2021年3月に全ての「スポーツ」シリーズの生産を終了することを発表。
あのフェラーリもハイブリッド化に注力しており、2021年にプラグインハイブリッド型の量産モデル「296GTB」を発表。今後、ハイブリッド車のラインアップの割合を強めていく姿勢も明らかにした。
今、上で挙げたのはほんの一部。こうした各メーカーからのスポーツカー車種の「生産終了」と「新モデル投入」のニュースは、2022年も続くとみられる。
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西川善司の「日産GT-Rとのシン・生活」
IT系ライターの西川善司さんはクルマ愛好家でもあり、スポーツカーに関する記事も執筆している。そんな西川さんが手に入れることになった最新スポーツカー「GT-R nismo Special Edition」を切り口に、これからのクルマのものづくりを解き明かしていく。
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