荻窪圭のデジカメレビュープラス
スマホ並みに快適になった360度カメラ、リコー「THETA X」(5/5 ページ)
360°カメラが欲しくなったらどれを買えばいい?
360°カメラは今いろいろ出ているので整理してみよう。
THETA SC2は「カジュアル360」。安くてシンプルで画質はそこまでよくないけど、日常を360度撮って楽しむのにいい。ボディもカラフルだし。
THETA Z1は「ハイエンド360」。プロ向けの高価な機材を別にすれば、現状、360°静止画をキッチリ撮れるシンプルな360°カメラとしては随一だ。わたしも記事や書籍でTHETA Z1で撮った写真を加工して何度も使っている。真上から見た写真に処理して、書籍の表紙にしたこともある。
「Insta360 One X2」は「エンタメ360」。360°動画を自在に撮り、それを楽しい映像に仕上げるにはすごくいい。
THETA Xは「お仕事360」と以前書いた。
そもそもTHETA Xは仕事で使えるTHETAとして開発されたもの。だからカメラ単体でも完全に操作できてスマホ無しですぐ撮れるし、外部メディアやバッテリーにも対応しているし、GPSも内蔵している。そして解像度は高く専用の三脚なりなんなりで固定して撮るのに向いてる。コロナ禍もあって、不動産など360°写真を使った業務用コンテンツは伸びてきており、そこに最適なカメラというわけだ。
ただ、これを仕事用としちゃうのはもったいなさすぎる。モニターが付いてた方が確実に盛りあがるし、バッグの片隅に入れておいて360°撮りたいと思ったとき、面白い撮影アイデアが思い浮かんだとき、さっと撮りだして撮影できる。そして気に入ったものだけあとからスマホに転送すればいいのだ。
2013年、好事家のガジェット(というとアレだけど、まあ、趣味で新しいVR写真を楽しみたい人)から始まったTHETAが、仕事でも遊びでも作品としても使えるTHETAへ進化したってのは感慨深いものである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
IDCFクラウドへのランサム攻撃、495の企業・自治体に影響 一部には「復元難しい」との通達も
-
2
IDCFクラウドへの不正アクセス、ランサムウェア攻撃と明らかに 運営会社が回答
-
3
「応用情報技術者試験」申込障害 カード二重決済、「申込完了」でも座席なし……IPAが詳細発表
-
4
バイブコーディングで作った公開中のWebアプリ、9割に脆弱性 MSの研究者など調査
-
5
損保ジャパン、約6万件漏えいか 大和証券・シチズンと同じ委託先への不正アクセスで
-
6
「IDCFクラウド」障害で止まった「MTクラウド版」、「Googleクラウド」のバックアップで「さくらのクラウド」に移行へ
-
7
相次ぐ不正アクセス受け、古川デジタル相がコメント 国民に3つのサイバー対策呼び掛け
-
8
Google広告の代理店アカウントに不正アクセス 顧客アカウントからカジノ広告無断配信 パスキー設定も侵入許す
-
9
IDCFクラウドに不正アクセス 東日本の第1リージョンで障害
-
10
ChatGPT、無料版を含む全ユーザーに「GPT-6」 回答内に“操作できる画面”を生成する「Intelligent UI」搭載
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR