ピクシブ、BOOTHなどで「実写・直接の被害者が実在しうる作品」を禁止に 新規約の詳細を公開
ピクシブは11月30日、同社が運営する「BOOTH」や「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」といった決済機能を持つサービスの規約変更について、詳細を公開した。実写または実写に近い写実的な表現などが禁止になる。
サービス利用規約の第14条「禁止行為」と第15条「違反行為等への処置」の一部を改訂する。
記述を変更する第14条26項は改定前、わいせつ・児童ポルノ・児童虐待などの表現を含む商品を禁止するものだったが、禁止する表現については各サービスのヘルプを参照するように変更する。第15条には「特定の決済手段の利用を禁止することまたは事前承認制その他の方法で制限すること」という記述を追加する。
各サービスのヘルプで定める禁止内容は30日発表時点ではいずれのサービスも同じ。禁止する表現方法として「実写」「実写に近いと判断される写実的な表現」「実際に被害者がいるという懸念を完全に払拭(ふっしょく)できない表現」を指定した。
禁止する表現内容としては、児童ポルノ、児童虐待、近親相姦、獣姦、レイプ、人体の切断、その他ピクシブが不適切と判断する表現を指定している。
これらの表現方法や内容を含む商品を発見した場合、ピクシブは商品の削除や非公開化、アカウント停止、一部決済手段の利用禁止や制限などの対応を取る。
禁止商品の他に「要修正商品」についても規定した。実写の商品のように実在性の高い表現方法ではない作品について、タイトルや表現内容、タグ、作品説明などに修正が必要であると判断した場合は、商品の一時的な非公開化や修正依頼を行う。
修正後は再度販売が可能。ただし、要修正商品を大量に投稿している場合や修正を無視するなど、悪質なユーザーに対しては商品の削除やアカウント停止などの対応を取る場合もある。
ピクシブは11月15日に、サービス利用規約の改定を予告。Twitterでは「pixiv」「BOOTH」の他、「近親相姦」などの関連ワードがトレンド入り。ピクシブへのアナウンスに対し「創作SNS大手として小説も絵も守ってほしい」「BOOTHやFANBOXから手を引かないといけなくなる」といったコメントが集まった。
規約改定日は12月15日。ピクシブは規制対象の表現を含め、利用規約に抵触する商品を取り扱っている場合は、非公開化や取り下げなどの対応を取るよう呼び掛けている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR