荻窪圭のデジカメレビュープラス
ソニー「α9 III」何がすごい? 世界初、グローバルシャッターの仕組みとメリット(4/4 ページ)
新しい方式のセンサーということでスピード以外の性能が気になるところだが、スペック上はISO感度はISO250から25600。
同等の画素数のα9 IIは、ISO100-ISO51200というところを見ると、高感度時の画質は1段落ちてるというところか。この辺は実際にレビューしてみて確かめたい。
AIを使った被写体検出AFは9パターン。動物と鳥の優先順位でバリエーションがあるのが面白い。
ボディ内手ブレ補正は最高で8段。背面モニターはチルトとバリアングルの両対応。
EVFは944万ドットの高精細なもの。縦位置グリップはオプションだ。
プロの映像業界にもアピール
明らかにプロ、特にスポーツやネイチャー系の動きのあるものを撮る人をターゲットにしたカメラで、動画撮影時も歪みが発生しないのはメリットなのでプロの映像業界にもアピールできる。
今すぐにこの電子シャッターのみで最高1/80000秒で秒120コマという規格外のスペックのカメラが必要じゃなくても、とうとうグローバルシャッター方式センサーを搭載したデジタル一眼の時代が来た、という意味でも注目すべきカメラだ。
メカシャッターを廃することでミラーレス一眼ならではの世界がやってくるからである。将来は全部グローバルシャッターになればいいなと思ってる。
発売は2024年の1月26日(予定)で、気になる価格だが、α1よりちょっと安い5999ドル。日本での市場推定価格は88万円前後となっている。同時に軽量の300mmF2.8の望遠レンズも発表された。
パリ五輪では、プレス席にα9 IIIがずらりと並ぶのか。乞うご期待である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
3
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
4
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
-
7
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
10
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR