次期マイナカードは何が変わる? 新デザインに暗証番号統合、「マイナンバーカード」の名称変更も検討へ(3/3 ページ)
マイナンバーカード以外の呼び方を募集
その他、カード本体やJPKIアプリで真贋性判定機能を追加。認証APにて、デバイス認証するための内部認証鍵を設け、デバイス認証を必要とする期間に、内部認証鍵に対応した公開鍵を配布する方向で対応する。カードの真正性を確認できるセキュアメッセージング機能を必須とする対応も行う。
次期カードを利用する際のインターフェイス仕様(APDU仕様書)についても、安全性の確保を前提に公開する。個人番号カード利用端末の開発をしやすくし、個人番号カードの利活用が進むとしている。
マイナンバーカードという名称自体も変更を検討する。民間事業者がJPKIサービスを利用する場合など、マイナンバーを利用しないカードの活用法も多くあるものの、こうしたケースでもマイナンバーが使われていると誤解されたり、マイナンバー利用とカード利用が混合されたりする原因に「マイナンバーカード」という呼称があるとデジタル庁では指摘。
次期カード導入を契機に、マイナンバーカード以外の新たな呼称を、国民から公募することも検討しているという。
スマホ搭載が進んでも物理カードは撤廃せず
デジタル庁では、23年5月からスマートフォンへのマイナンバーカード機能の搭載をスタートしており、法改正で本人確認にも使えるようになる予定だ。物理カードの需要は減っていくと考えられるが、デジタル庁は「スマホを保有していない国民がまだ多いこと」「スマホのライフサイクルは概ね5年程度と短いこと」「スマホ搭載が進んだとしても、現時点で個人番号カードは、対面・非対面で本人確認手段として重要である」ことから、物理カードの発行は引き続き行っていくという。
一方で、スマートフォン搭載が進めば、先述の通り、内蔵されている生体認証などを活用して利便性を高めることで、カードを常に持ち歩く必要がなくなるとしている。そのためにも「スマホ用電子証明書発行の24時間対応」「カード用電子証明書を再取得した際に、より簡便にスマホ用電子証明書を再発行・更新できる仕組み」「個人番号カードの電子証明書機能以外(券面事項入力補助AP機能など)のスマホへの搭載」を検討するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR