アドビ、新作バリアブルフォント「百千鳥」発表 レトロな“圧縮フォント”再現 「フォントの日」に合わせ(2/2 ページ)
構想は15年前から
同フォントをデザインしたAdobeプリンシパルフォントデザイナーの西塚涼子氏によると「スケッチも含めると案自体は15年前からあった」という。
「(昭和時代の看板やメニュー表など)昔から決まった枠に文字を詰め込む表現があったが、テクノロジーの発展とともにデザイナーがフォントに依存するようになるにつれ、“圧縮フォント”を見かけなくなった」という。西塚氏によると、この“文字を詰め込む”という手書きとフォントを融合させた手法は、昔の凄腕グラフィックデザイナーが手掛けていた表現方法で、そこからインスパイアを受けたとのこと。
「弊社のアプリでも扱いが難しく、2軸のフォントを扱うことができなかった」「レトロ回帰じゃないが、今の技術で昔の表現ができないか」として開発したのが百千鳥だという。
「縦方向・横方向に扁平をかけることができる。全角も扱える」「文字の天地が変わっても太さが維持できるのが百千鳥の最大のポイント」と、バリアブルフォントならではのメリットを語った。
なお、提供が遅くなる理由として、活字的な考え方でいう圧縮の方向が横組みと縦組みで変わる、縦横ともにコンデンスである(文字が進む方向に対して長体)特徴ゆえ、エンジンなどの調整に時間がかかっているという。提供時期については別途案内するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
10
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR