「生ゴミ処理機」って実際どう?(後編) ロボット掃除機メーカーが本気で作った新製品を試す(2/2 ページ)
のぞき窓が白く曇ってくるのは、ゴミを乾燥させるために内部の温度が上がっている証拠。これ地味に安心感があります。ふたを閉めて、ボタンを押すだけで、音も静かなので、ホントに動いているのかな? と少し思うのですが、こののぞき窓の様子が変化してくると、ちゃんと動いていると分かるわけです。動作中、のぞき窓に軽く触れてみましたが、ほんのり暖かいという程度でした。
そして、音。27dBという公称値は伊達ではなく、体感的には冷蔵庫が稼働している程度です。さらに、ボタン音や音声案内をオフにできる「サイレントモード」も搭載されているので、家族が寝静まった後でも作業できます。
処理が完了すると、生ゴミは写真のようにサラサラの粉末状になります。この状態なら、燃えるゴミとして捨てるのも楽ですし、1週間ほど寝かせれば堆肥として家庭菜園にも使えます。
ただし、処理できないものもあります。甲殻類の殻、貝殻、大型の骨、パイナップルの皮など繊維の固いもの、卵の殻、ゼラチン状のものなどは、粉砕・分解しにくいため投入を避ける必要があります。
AIで何をしている?
SF25の最大の特徴は、「AIスマートモニタリング」機能です。本体に搭載されたセンサーが、毎秒4回の頻度で投入された生ゴミの水分量や温度をリアルタイムで検知。そのデータに基づき、AIが生ゴミの量や状態に応じた最適な処理や乾燥時間を自動で計算し、実行します。
従来の乾燥式生ゴミ処理機は、ゴミの量にかかわらず一定時間稼働するものが多く、電気代の無駄や処理不足が課題でした。SF25では、生ゴミを入れてボタンを押すだけで、後はAIがすべて判断してくれます。
これ、実は結構すごいことです。料理でいえば、食材の状態を見て火加減を調整する熟練シェフのような仕事を、AIが自動でやってくれるわけです。なお、1回の処理にかかる電気代は約4.3円×時間なので、今回の場合(6時間)は約26円でした(1kWhあたり30円で計算)。
SF25で処理された生ゴミは、1週間ほど寝かせることで堆肥として利用可能です。家庭菜園やプランターでの活用ができ、廃棄物の完全な資源化を実現しています。
SF25は、「GREEN FUNDING」で11月30日までクラウドファンディングを実施しています。支援金額は超早割の3万7870円から。なお、前編で取り上げたように、生ゴミ処理機は多くの自治体で助成金制度が用意されており、SF25もその対象となる見込みなので、自治体に確認してみてはいかがでしょうか。
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