指輪サイズの衝撃、常識を覆す「G-SHOCK nano」を丸一日使ってみた(3/3 ページ)
小さいからといって、機能面で妥協しているわけではありません。6桁表示のデジタル液晶を搭載し、時・分・秒の表示はもちろん、オートカレンダー、デュアルタイム(2つの異なる時刻を同時に表示)、1/100秒ストップウオッチ、12/24時間表示切替など、必要十分な機能を備えています。
特にユニークなのが、フラッシングライト機能です。設定した時刻になると、ライトがほのかに点滅して時を知らせてくれます。この演出は、小さなG-SHOCKならではのもの。暗い場所なら時刻も確認できます。
3つのサイドボタンも、単なる装飾ではなく可動式で、モード切り替えやライト点灯などの各種操作が行えます。この小ささで、ちゃんと操作できるボタンを実装しているの、ちょっとどうかしています(ほめ言葉)。
さらに、ベゼルとバンドの主な樹脂パーツには、バイオマスプラスチックを使用しています。環境負荷低減への貢献が期待される素材を採用しているんです。
「なぜカシオはこんなものを作ったのか?」という純粋な驚きと、「こんなものが作れるのか!」という技術力への感嘆。DWN-5600は、われわれに2つの衝撃を与えてくれます。常に新しい挑戦を続けるG-SHOCKのスピリットが、この小さなボディーに凝縮されているのです。
そして、これだけのインパクトと性能を持ちながら、価格は1万4300円というのですから、さらに驚かされます。もちろん、日常使いのメインウォッチとして考える人は少ないかもしれません。しかし、G-SHOCKの長い歴史の中でも、これほどユニークなモデルは稀です。コレクションの一つとして、手元に置いておく価値は十分にあるでしょう。
カラーバリエーションは、ブラック(DWN-5600-1)、レッド(DWN-5600-4)、イエロー(DWN-5600-9)の3色展開。どの色もG-SHOCKらしい色です。
この小ささは新たな楽しみ方も提供してくれます。通常の腕時計としてだけでなく、その小さなボディとベルト構造を生かせば、アイデア次第で様々な場所に装着できるのです。カバンのストラップ、ジャケットの襟など。この極小G-SHOCKを「どこに付けたら面白いか?」と考える時間そのものが、楽しい体験となるはずです。
G-SHOCK「DWN-5600」は、単なる小型化モデルではありません。それは、カシオの技術力と遊び心の結晶であり、我々の想像力を刺激する全く新しいガジェットです。高密度実装技術、金型成形技術、素材選定、そして何より「小さくてもG-SHOCKであり続ける」という強い意志。これらすべてが結集して生まれたのが、このDWN-5600なのです。
文句なしに楽しく、話題性も抜群。自分用にはもちろん、気の利いたプレゼントとしても最適であることは間違いありません。この極小サイズのG-SHOCK、ぜひ一度手に取って、その衝撃を体験してみてください。
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