サダタローのゆるっとマンガ劇場
新作「イナイレ」好印象もゲーム好きマンガ家を呆れさせたオンライン対戦のガバガバ具合、そして出てくるヤバイ“効率厨”(1/8 ページ)
11月14日に人気サッカーRPGシリーズの最新作「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」が発売されました。2016年のプロジェクト発表から足掛け9年、発売延期を繰り返し、今回も直前まで発売延期を不安視された注目作がついに発売まで漕ぎ着けました。
ボクにとっては初代のイナズマイレブン以来のプレイとなった本作ですが、その進化ぶりに驚きました。当時のニンテンドーDSでのタッチペンによる操作から一転、普通のサッカーゲームのようなアクション要素が強くなった一方で、コマンド形式の局地戦では従来のシリーズさながらの迫力ある必殺技の応酬が楽しめます。覚えることの多さやプレイの煩雑さは気になりますが、程よく駆け引きも楽しめるブラッシュアップされたそのシステムはサッカーゲームとして十分楽しいものでした。
ゲームのメインとなるストーリーモードもかなり楽しいです。仲間との出会いによりサッカーへの情熱を取り戻した主人公・笹波雲明が日本一を目指すというストーリーは、多少強引な展開はあるものの、イナイレならではのアツさにあふれていて、ボクも夢中になって遊んでしまいました。町の探索や住人と触れ合えるサブストーリーもやりごたえ充分で、個人的にはサッカーの試合より楽しめました。
一方で、オンライン対戦に関しては相当不満を持っています。本作のオンライン対戦は発売前に「チーター本人には分からないようにペナルティを課す」という独特なチート対策が「陰湿で最高」と話題になりました。ボクはまだチーターとマッチングしていないので、その対策について確認はとれていないのですが、むしろランクマッチにおけるマッチング相手とのレベル差にビックリしました。
初めて対戦したのがレベルが30以上も離れた相手でした。その後も同様のマッチングが続き、もちろん連敗を喫することとなりました。もっとレベルの近い相手との接戦を楽しみにしていたボクにとってはかなり残念な経験でした。
さらに今作のオンラインマッチでは、負けても多くの経験値や、選手をガチャで獲得するためのアイテムがしっかりもらえる仕様になっています。このため、オンライン上にはマッチングしても操作をAIに任せたり、放置したりする、いわゆる”効率厨”が多くいるようですし、実際ボクもマッチングしました(詳しくは漫画で)。レベル差の大きいマッチングと効率厨の多さに閉口したボクは、ソロプレイで一人黙々とプレイしている状態です。
開発元のレベルファイブは、これらオンライン上の問題を含め、ユーザーの不満点に対応すると発表し、一部の問題に関してはさっそく11月21日に修正パッチが配信されました。とりあえず今後に期待したいところです。
オンラインモードに不満はあるものの、ゲームのシステムやストーリーはさすが人気シリーズの最新作だと思わせる出来だと個人的には思っています。紹介したモードの他にも、これまでのシリーズの物語を追体験できる「クロニクルモード」など内容も盛りだくさん。全世界累計売上本数50万本突破と出だしも好調の本作、9年間待ち焦がれたファンのみならず、少しでも気になった方はこの「超次元サッカー」を体験してみるのもいいと思います。
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漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。
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