水出しコーヒーが約2分半で 山善「ハイブリッドコーヒーメーカー」の常識を覆した一杯を味わう(2/2 ページ)
この味わいは、開発段階でバリスタが監修し、コーヒー成分の濃度(TDS濃度)を目安にチューニングを重ねた結果だとのことです(バリスタによる解説のページ)。早さだけでなく、味への妥協のない姿勢がうかがえます。単なる時短を追求するのではなく、水出しコーヒーとしての質を保ちながら抽出時間を短縮するという、難しいバランスを見事に実現しているのです。
この機構のため、本製品はホットコーヒーだけでなく、茶葉を入れれば水出しのお茶も淹れられます。水出しコーヒーが作れるなら水出しのお茶もいけるというわけです。これはありがたい限りです。
使うほどに分かる、細やかな配慮
ハイブリッドコーヒーメーカーには、使うほどに「なるほど」と思わせる細やかな配慮が随所に見られます。その一つが、標準で2つのドリッパーが付属している点です。これは、ホットコーヒーと水出しコーヒー(水出しお茶)で香りが混ざらないようにというメーカーの親切心ですが、それだけではありません。単純に、一つを洗って乾かしている間にもう一つを使えるというのは、日常的にコーヒーを飲むユーザーにとっては非常に便利です。毎日コーヒーを淹れるような生活では、ドリッパーの洗浄と乾燥に時間がかかることもあります。そんなときに予備があれば、ストレスなく次のコーヒーを淹れられます。
付属のステンレスサーバーも工夫に満ちています。真空断熱構造により、保温・保冷効果が高く、朝淹れたコーヒーを昼間に飲んでも温度が大きく変わりません。また、抽出後は注ぎ口の向きを変えるだけでマグカップとして直接飲めるため、移し替える手間がいりません。容量は850mlで、最大6杯分のコーヒーを一度に抽出できるため、家族や来客への対応も容易です。
操作も「HOT」か「COLD」のボタンを押すだけのワンタッチ式で、誰でも手軽に本格的な味を再現できます。さらに、ドリッパーやパッキンなどの主要パーツは分解して丸洗いが可能で、衛生面にも配慮されています。
コーヒーライフが変わる、新たな選択肢
山善のハイブリッドコーヒーメーカー(YCB-720)は、単なる“時短グッズ”ではありません。「飲みたい時に、すぐ本格的な水出しコーヒーが飲める」という、これまでになかった体験を提供してくれます。水出しコーヒーの魅力を知りながらも、準備時間の長さから敬遠していた人も多いでしょう。このハイブリッドコーヒーメーカーは、そうした障壁を一気に取り払います。
朝起きて、すぐに本格的な水出しコーヒーが飲めます。急な来客があっても、2分半で水出しコーヒーをおもてなしできます。そうした日常のシーンが、これまでは難しかったのです。この一台が、私たちのコーヒーライフに新たな、そして豊かな選択肢をもたらしてくれることは間違いありません。コーヒー好きなら、一度は試してみる価値のある製品です。
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