小寺信良のIT大作戦
AIの進化は、スマートスピーカーへの“失望感”を挽回できるか? Gemini対応の新型を試す(6/6 ページ)
別途サブスクで「エリアフリー」に登録すれば、違う場所のラジオも聞ける。筆者は以前住んでいた宮崎市のJOY FMを聴くためにエリアフリーに登録しているが、Google Home Speakerと連携しているRadikoサービスは、アカウントログインができない。つまりエリアフリーを契約していても、居住地域のラジオしか聞けないのである。
別途RadikoのスマホアプリでJOY FMを再生しておき、それを「キャスト」機能でGoogle Home Speakerに飛ばせば音は鳴るのだが、やりたいことはそうじゃない。
AIの爆発的な進化は24年頃から始まったが、スマートスピーカーはそれに置いていかれた。今年ようやく受け答えの部分は現代レベルのAIになったが、それ以外のUIや外部サービス連携のようなところはそれほど変わっていない。以前よりはだいぶマシになったとは言えるが、その間に我々はAIに慣れ、もっとできるはずという期待値が上がっている。現時点ではまだそこに届いていない印象だ。
ただ今後登場するスマートスピーカーは、内部のプロセッサ等もLLMに対応したものになっているはずだ。人間とAIのインタフェースとして、なんでもここに集約するという方向性と、再生機としてあらゆるソースがここに集約するという方向性の2つをどう舵取りしていくか。
エージェンティックAIによってソフトウェア開発もスピードが上がっている。こうしたサービスもぜひ、今どきの進化スピードであってほしい。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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