災害時、スマホの電池を少しでも長く 携帯各社のバッテリー節電策まとめ

 7月28日に発生した「令和8年熊本地震」では、熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測した。地震の影響で、一部地域では停電や通信障害も発生している。災害時、スマートフォンは家族との連絡や避難情報の確認に欠かせない一方、充電できない状況が長引く可能性もある。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの携帯各社が推奨する、スマホのバッテリー消費を抑える方法を整理した。

 各社によると、基本となるのは、画面の明るさを下げ、使っていないWi-FiやBluetoothをオフにすることという。ディスプレイや通信機能による電力の消費を抑えられる。ただし、オフにすると無線ネットワークや周辺機器との接続が切れるため、状況に応じて切り替える必要がある。

iPhoneで画面の明るさを調整する(ソフトバンク)
Androidで画面の明るさを調整する(ドコモ)

 iPhoneの「低電力モード」やAndroidの「バッテリーセーバー」など、省電力機能の利用も有効という。オンにすることでアプリの自動更新などを制限できる。制限する機能や設定方法は端末によって異なる。

低電力モードにする(ソフトバンク)

 アプリが自動で行う通信を低減する方法もある。使っていないアプリのバックグラウンド更新やアップデート、自動ダウンロード、不要な通知をオフにするほか、メールの受信方法を「プッシュ」から「手動」に変更することで、通信の回数を減らせるという。

 アプリはむやみに終了するのではなく、まず設定画面で電池の使用量を確認し、使っていないものや電力の消費量が多いものについて、アンインストール・停止を検討するよう勧めている。一方、頻繁に使うアプリの場合、再起動するたびに電池を消費するため、閉じすぎない方がよい。

 電波が弱い場所では、端末が接続先を探し続けるため電池の消費が増えるという。通信が必要なときは、できるだけ電波が安定する場所へ移動するのが対策だ。通信を使わない間は機内モードにする方法もあるが、機内モードやモバイルデータ通信をオフにすると、緊急地震速報や緊急速報メールを受信できなくなるという。災害時は、避難所など緊急情報を受け取る必要がない場所や場面で利用したい。

機内モードをオンに(ソフトバンク)

 また、OSやアプリを平時のうちに最新の状態にしておくと、非常時の電力消費を抑制できるとしている。アップデートには通信や電池を消費するため、充電が難しい状況の場合は無理に更新しない方が良い。

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