楽天、“攻撃型ドローン”関連報道に「事実と相違ない」 国内販売窓口として導入支援

 楽天グループは8月19日、ドイツの防衛系スタートアップHelsing(ヘルシング)と提携し、攻撃型ドローン「HX-2」の導入支援を手掛けるとの報道を巡り、ITmedia NEWSの取材に対し「事実と相違ない」と認めた。日本での販売窓口を担い、防衛省への導入を支援する。陸上自衛隊ではHX-2の実証試験を進めており、9月末までに実施する予定という。

 楽天グループによると、HX-2は「陸上の安全な地域から遠隔操作し、沿岸部に接近する対象に精密な誘導を行うことで、上陸を抑止・阻止することを目的とする」という。Helsingは公式サイトで、HX-2を最大100kmの射程を持つAI搭載の攻撃型ドローンと説明している。通信などを妨害された環境でも運用できるほか、同社の偵察・攻撃用ソフトを使えば、1人で複数機を操作できるという。

 楽天は2025年5月にも、ウクライナ政府系の防衛技術支援機関「Brave1」と連携し、同国の防衛テック企業による日本進出を支援していた。

 防衛省も無人機の導入を強化している。25年12月に発表した26年度の予算では、ドローンなどの無人装備を組み合わせて沿岸部への侵攻を防ぐ「SHIELD」の構築に1001億円を計上した。

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