「ファイナルファンタジーXIV」、手作り・無償に限り二次創作グッズを解禁 AI生成物や3Dプリンタの使用は不可

 スクウェア・エニックスは9月16日、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)の著作物利用条件を改定し、二次創作グッズなど「有体物」の制作を一定の条件で認めると発表した。これまでは、法律で認められた範囲を超える有体物の制作を許可していなかったが、条件付きで規制を緩和する。一方、AIで生成した二次創作を使ったグッズや、3Dプリンタを用いた制作は禁止する。

「ファイナルファンタジーXIV」ポスター(出典:同社の過去のプレスリリース)

 新たな利用条件では、FF14の著作物を使った二次創作グッズについて、原則として自身の手で制作したもののみ認める形に。制作したものは、無償であれば他人にプレゼントすることも認める。一方、販売など商用・営利目的での利用は禁止する。制作費や材料費を受け取る行為も商用・営利目的に含まれる。

 規約では、制作会社や店舗への発注、有料のプリントサービスなどを利用した制作も原則禁止する。ただし、名刺とシールは例外。名刺は自身のキャラクター名や所属サーバなどを記載することを条件に、シールは自身で描いた二次創作イラストや、自分のキャラクターを含むゲーム内スクリーンショットを使う場合に限り、外部の制作会社や有料サービスを利用できる。

 ただし、FF14の公式グッズや配布物を模倣したり、公式グッズなどを型取りしたりして有体物を制作することは禁止。FF14関連のロゴやスクウェア・エニックスのロゴも使用できない。公式な制作物と偽ったり、公式の認定や協賛を受けていると誤解させたりする表現も認めないとしている。

 今回の改定を巡り、SNSでは二次創作全般について生成AIの利用を禁止したと捉える声も見られるが、一連の規定はあくまで「有体物(グッズ等)の制作」に関するもの。他の項目については、新たに生成AIの利用は禁止していない。

出典:スクウェア・エニックスが公開したFF14の著作物利用条件改定告知
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