Intel、PCに仮想アプライアンス機能導入へ(2/3 ページ)
このモジュールはLenovoのThinkVantage技術の1つとして、5月16日にRescue and Recoveryの新版とともに発表される予定。同社は自社のPCにこうしたアドオンをバンドルすることで、企業の管理コストの削減につなげたい考えだ。
これまでのバージョンと同様、Rescue and Recovery 3.1はPCデータのバックアップ、およびクラッシュ時やマルウェア攻撃後のデータ復旧に利用できる。
LenovoのThinkVantage Technologies担当プログラムマネジャー、リー・ハイスミス氏によれば、仮想モジュールが追加されるのはAntidote Delivery Engineと呼ばれる機能向けだ。この機能は、マシンがすぐに再感染することのないよう、ソフトウェアがPC上に復旧される前にソフトウェアにパッチを当てる役割を果たす。
仮想モジュールの追加により、Antidote Delivery Engineはある種の仮想アプライアンスとなり、Rescue and Recoveryは自身のパーティションに常駐できるようになる。これにより、クラッシュ耐性が高まり、OSにトラブルが生じた場合でもITマネジャーは依然としてRescue and Recoveryアプリケーションにはアクセスできることになる、とハイスミス氏は説明している。
さらにこの仮想化状態により、同エンジンはネットワークトラフィック用のゲートウェイとしても機能できることになり、とりわけ、感染したPCに関しては、パッチが当てられるなり安全性が確保されるなりするまではメインの社内ネットワークに戻されることのないよう留意できる、とハイスミス氏。
「つまり、この仮想モジュールはシステムのロックダウン機能を強化し、システムの回復機能を拡張するための手段となる」と同氏。
「われわれにとって、標準がなくても問題はなかった。私はこうした技術を粘土の塊のようなものと捉えている。顧客のコストを節約したり、あるいは生産性を強化したりするために、こうした粘土の塊から何を形成できるかということだ」とさらにハイスミス氏は続けている。
だが、まだ誰もが仮想アプライアンスに賛成しているわけではない。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
2
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
3
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
4
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
5
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
6
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
7
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
8
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
9
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
10
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR