米Hewlett-Packard(HP)と米DreamWorks Animationは4月14日、新ディスプレイ技術「HP DreamColor Technology」を共同開発したことを明らかにした。LEDバックライト技術を利用し、30ビットカラー表示を実現する。現行の高性能液晶ディスプレイよりはるかに安価で、かつ10億色の表示が可能という。
両社は米ネバダ州ラスベガスで開催中のNational Association of Broadcasters(NAB)で新液晶ディスプレイのプレビューを行った。HP DreamColor Technologyは、2社の2年間の共同開発の成果だという。
HP DreamColor Technologyは、ディスプレイでの表示やプリンタでの印刷など、制作プロセスでの色の一貫性を維持することができ、テレビ放送、映画やビデオの編集、アニメーション、グラフィックアートなどの分野をターゲットとしているという。NTSC、SMPTE、sRGB、Rec.709、Adobe RGB、DCIの各規格のカラーレンジ用設定がプリセットされている。
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