iPhoneは人に語らせたがる何かを持っている

[岡田有花，ITmedia]

ITmedia NewsWeekly Access Top10

2008年07月13日〜2008年07月19日

1. iPhone 3G、分解して製造コストを調べてみると？
2. ソニー、PS3新モデルとビデオサービス発表
3. iPhone 3G、米Apple Storeのアクティベーション問題で不満続出
4. iPhone 3Gを「仮想」分解――原価はいくら？
5. Appleが躍進、米国第3位のPCメーカーに――Gartner調査
6. ソニー、「VAIO」ブランドを再定義
7. あの人のすべてが丸分かり!?　人物検索「SPYSEE」
8. ひろゆき氏と夏野氏に聞く「お互いのこと、どう思ってる？」＆ニコ動の行方
9. Windows Mobileを「iPhone風」に変えるインタフェース
10. 元ドコモの夏野氏、iPhone早速入手　ひろゆき氏は「電話として不便」

　先週のアクセストップはiPhoneの製造コストに関する記事。トップテンのうち半分以上をiPhoneの関連が占めた。

　10位に入った記事では、元NTTドコモの夏野剛氏がiPhoneを楽しそうにいじり、西村博之氏は「いらない」と断じているが、ネット上でもiPhoneに関する賛否両論が盛り上がっている。ブログや掲示板、mixi日記、Twitter――さまざまな媒体で、まだまだ議論が続いている。

　記者も先週のトップ10記事で「『iPhoneが欲しくない』と言えない」と書いたが、記者と同様に「iPhoneは特に欲しくない」と言う人もいれば、絶賛する人、実際に使ってみた感想を語る人など、意見や主張のしかたはさまざまだ。

　ネガティブであろうとポジティブであろうと、1つの携帯電話に対して、こんなに多くの人が何かを語りたがるとことは、これまでになかったように思う。iPhoneというものは単なるガジェットを超え、人に熱く語らせたがる何かを持っているのだろう。