「公衆無線LANのニーズは若い世代に移行」 livedoor Wireless、大学向けサービス展開の狙い
「公衆無線LANのニーズは若い世代に移行した。携帯ゲーム機などを使う若年層を取り込んでいく」──ライブドアがこのほどスタートした「livedoor Wireless アカデミックソリューション」の狙いを、同社の白倉章照マネージャーはこう説明する。
大学や専門学校、図書館など教育機関に公衆無線LANサービスのアクセスポイント(AP)を置くサービス。機器代金は無料で、回線のランニングコストや取り付け工事費のみ教育機関側が負担する。教職員や学生などは、livedoor Wirelessの利用契約(初期費用1050円、月額利用料525円)をした上で、無線LANにアクセスできる。
livedoor WirelessのAPは首都圏を中心に約2300カ所。ビジネスユースを前提にしていたが、「無線LANの最近の利用傾向を見ると、iPhoneやプレイステーション・ポータブル(PSP)、ニンテンドーDSなどの割合が増えてきている」。ゲーム機やiPhoneは学生の利用も多く、大学や教育機関での無線LANニーズが高まっていると考えた。
月額525円と学生でも利用しやすい低価格も売り。AP設置に加えて、メールサービスやブログを大学向けにASP提供するプランも用意した。大学ごとにニーズに合わせたサービスを提供することで、ほかの公衆無線LANサービス事業者と差別化する考えだ。
今後はライブハウスやイベント会場など「livedoor Wirelessしかできないような場所」へのAPの設置も進める予定。3GやWiMAXなど全国をカバーしている他社サービスと連携し、livedoor IDで他社サービスを使えるようにすることも検討している。「将来はlivedoor IDで全国あらゆる場所から利用できるようなデータ通信サービスを目指したい」と白倉マネージャーは話している。
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