シャープは7月2日、業界で初めて480×1024ピクセル(ハーフXGA)の2画面同時表示に対応した液晶コントロールIC「LR388G9」を開発したと発表した。7月5日にサンプル出荷を始める。
表示メモリを従来の16メガビットから32メガビットに拡張し、画像処理速度を向上。ハーフXGAの異なる2つの情報を、液晶画面に同時に表示できるようにした。
液晶テレビやプロジェクターなどを外部接続し、フルハイビジョン動画を出力させることも可能。モバイル機器向け高速シリアル伝送規格(MDDI 1.2/MIPI)やIrSimple、カメラやSDメモリーカードなどさまざまなユーザーインタフェースを搭載した。
サンプル価格は2400円。量産は9月からで、月産個数は10万個。
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