Nintendo Switch、オリジナルモデルもSoCなどアップデートか FCC認可情報に記載
任天堂は7月10日にNintendo Switchの廉価版「Nintendo Switch Lite」を発表したが、実はNintendo Switch自体もアップデートするようだ。米国のテクノロジー系メディア「The Verge」が10日(米国時間)、米連邦通信委員会(FCC)の認可情報を基に報じた。
米国で情報通信機器を販売する際には、企業は製品ごとにFCCの認可を得なければならない。任天堂はNintendo Switchの販売前に認可を取得しており、Switchに割り当てられたFCCの製品IDは「HAC001」だった。
任天堂が7月2日にFCCに提出した書類には、BKEHAC001(BKEは製造企業のID)のSoC、ストレージの種類、基板を変更すると記載されている。
SoCが「Tegra X2」になる?
現行のSwitchは、SoCに米NVIDIAの「Tegra X1」のカスタマイズ版を搭載している。もしTegraシリーズの後継を引き続き採用するのであれば、「Tegra X2」をベースとしたSoCを搭載する可能性がある。
Tegra X1のCPUは20ナノメートルプロセスルールで製造されていたが、Tegra X2は16ナノメートルと微細化されているため、省電力化は期待できる。
統合GPUについて見ると、Tegra X1のGPUマイクロアーキテクチャ(論理構造)は「Maxwell」であるのに対し、Tegra X2では1世代新しい「Pascal」アーキテクチャを採用している。グラフィックスカードでいえば、「GeForce GTX 1080」などと同世代のアーキテクチャだ。
しかし、Tegra X1からX2への更新でどれほど計算性能が向上するかNVIDIAは公表しておらず、任天堂も各パーツの具体的な変更点については書類を非公開としているため、結局どう変わったかはアップデート後の製品が出るまで分からないだろう。
The Vergeは、「このアップデートについて任天堂は言及したがらないだろう」と考察している。SoCが変われば、ゲーム体験も変わる可能性がある。同じFCC ID、つまり同じ型番で2種類のスペックの製品が流通することが広く知られれば、購入者はどの個体を買えばいいのか迷ってしまうからだ。
10月ごろに市場へ流通?
アップデートされたSwitchの発売時期は不明だが、現行のSwitchの場合、任天堂は2016年12月にFCCへ書類を送り、約3カ月後の17年3月に発売した。発売まで同程度の期間を要すると考えると、今年10月ごろに市場へ出回ることになりそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
2
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
3
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
4
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
5
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
6
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
7
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
8
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
9
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
-
10
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR