Twitter、ロシア大使館の「病院爆撃で一般人被害のニュースはフェイク」ツイートを削除
米Twitterは、在英ロシア大使館の公式Twitterアカウントの少なくとも2件のツイートをポリシー違反として削除した。英BBCなどが3月10日(現地時間)、Twitterの声明文を添えて報じた。
削除されたのは、ロシア軍がウクライナ南部マリウポリの産科・小児科病院を爆撃したという報道はフェイクだと主張するツイート。
1件は「産科病院は長期にわたって運営されていなかった。病院はウクライナ軍とネオナチAzov Battalionが使っていた。しかも、ロシアはこの爆撃について3日前に欧州連合に警告した」というもの。Azov Battalionはウクライナ内務省の準軍事組織。
もう1件はこのツイートへのリプライ「Azov Battalionが妊婦に変装しているんですか?」に対するリプライで「いいえ、この画像は実際に妊娠しているウクライナ人の美容ブロガー、マリアナ・ポズルスカヤだ。彼女は写真で2人の妊婦役を演じた。最初の写真は著名なプロパガンダニスト写真家のエフゲニー・マロレツカが撮影したもので、救助隊や目撃者によるものではない」というものだ。
ロシア国営放送Vestiも10日、マリウポリの病院爆撃のニュースは「民族主義者によるフェイク」と報じた。西側メディアはロシア軍が分娩中の女性がいた病院を爆撃したと報じているが、CNNなどが流した動画には新生児は1人も写っていないし、病院の中には死者や負傷者もいないと主張している。「地元民によると、病院の患者や医師はずっと前に避難しており、病院はウクライナ軍が占拠していたという」と報じている。
だが、BBCの偽情報チェックチームは、病院の公式Facebookページに2日付で支援を求める投稿があるため、これをエビデンスとしてロシアの主張は虚偽だと判断した。
TwitterはBBCに対し、削除したツイートは「暴力的な出来事の否定に関連する」ルールに違反していたと説明した。
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