23卒学生2万人の“志望IT企業ランキング” 3位はNTT東日本、2位は楽天グループ、1位は？：就職人気から占う今後のIT業界

[松浦立樹，ITmedia]

就職人気から占う今後のIT業界：

エンジニアをはじめとするIT人材は今やIT業界のみならず、さまざまな業界のDXを支える存在だ。このコーナーでは、調査会社などが発表している就職人気ランキングから、向こう数年のIT業界・IT人材動向のヒントを探っていく。

　2023年卒業予定の学生が志望するIT企業はどこか。就職サイト「ブンナビ」を運営する文化放送キャリアパートナーズ（東京都港区）の調査によると、「通信・IT・ソフトウェア」カテゴリーの1位はNTTデータ。2位に楽天グループ、3位にNTT東日本が続いた。

「通信・IT・ソフトウェア」カテゴリーのランキング

　以降、4位は日立ソリューションズ、5位はSky、6位は大塚商会、7位は伊藤忠テクノソリューションズ、8位はパーソルプロセル＆テクノロジー、9位は富士ソフト、10位はSCSKが入った。

　「自動車・機械・電気機器」カテゴリーでは、ソニーが1位に。2位はトヨタ自動車、3位はDMG森精機（東京都江東区）、4位は富士通、5位は日立製作所、6位はセイコーエプソン、7位はパナソニック、8位は三菱重工業、9位は京セラ、10位は三菱電機となった。

「自動車・機械・電気機器」カテゴリーのランキング

　調査は、23年入社希望のブンナビ会員（現大学4年生、現大学院2年生）を対象に、志望企業を1位から5位まで複数回答で聞いた。有効回答数は2万5560。内訳は男女別で男子1万2050、女子1万3510。文理別では文系2万728、理系4832。21年10月1日から22年3月15日まで、Webやイベント、雑誌などのアンケートで聞いた。