Googleさん
「中絶薬」検索だけで罪に問われる可能性 米最高裁判決でGoogleが追い込まれた背景(1/2 ページ)
米最高裁が中絶の権利を認めた過去の判例を覆しました。トランプ前大統領の置き土産で、最高裁判事の過半数が保守派になった影響です。この判断を受けて、既に13の州(アイダホ、ノースダコタ、ユタ、ワイオミング、サウスダコタ、ミズーリ、ケンタッキー、テネシー、オクラホマ、ルイジアナ、アーカンソー、ミシシッピ、テキサス)で中絶が禁止されました。
米国はUnited Statesというだけあって、State(州)の集まりで、法律は州ごとにあります。アイダホ州では中絶したら犯罪ですが、カリフォルニア州では合法的に人工中絶が可能です。
なので、Googleを含む多数の企業が従業員に対し、「もし中絶しなければならなくなったら、(合法州で手術するために)旅費とかをサポートするよ」と表明しました。
そして、Googleにとっては、従業員サポートよりも、もっと難しい問題があります。
最高裁の判断を受け、「Googleは個人情報の収集と保持をやめれ」とリベラル派の議員(リンク先はPDF)や人権保護団体からの声がこれまで以上に高まっています。(議員の書簡は判断公開前に送られたものです。)
Googleだけではありませんが、プラットフォーム企業は、法執行機関や裁判所から犯罪捜査のための召喚状を受け取ったら、原則個人情報を提供しなければなりません。これについては、Googleは透明性レポートで「どこの国から何件リクエストがあって、そのうち何件に応じたか」をずっと開示してきました。グラフが示すように、リクエストは近年増加しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Googleさん
Google、その親会社であるAlphabet周辺の動きをゆるく追いかけていきます。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
2
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
3
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
4
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
5
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
8
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
9
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
10
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR