　例えばGoogle検索で「情報セキュリティ白書2021」を検索すると、検索結果トップに該当ページが表示されるが、リンクを開いても「お探しのページ・ファイルが見つかりませんでした」とのみ表示される。IPA公式Webサイトの右上にあるサイト内検索機能を使って検索しても同様の結果になった。中には公開終了したページもある。

　Twitterでは「コンテンツの順番がバラバラ」「なぜこんな雑な移行になっちゃったのか」「IPAでもこのレベルなのか」「なぜこういう失敗が起きたかレポートを出してほしい」「新サイトでRSS配信がない。即時復旧をお願いします」といった反応が見られた。

　IPAはURL変更について「各ページへのリンクをブラウザの『お気に入り』『ブックマーク』などに登録されている場合は、新しいURLへの変更をお願いします」と案内している。

　22年3月に公開したWebサイトリニューアルの入札説明書では「旧サイトから新サイトへの誘導方法を検討し、IPAにて必要な作業を説明したうえで、IPAの承認を得ること」と記載している。ITmedia NEWSでは、この点についてIPAに確認を行っている。

「IPAウェブサイトのリニューアル実施業務」の入札説明書

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日米のDX進捗率を細かく比較　IPAが「DX白書」無償公開　「日本企業はまだデータ利活用の基礎段階」
情報処理推進機構（IPA）は日、日米企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）の動向を比較調査した解説書「DX 白書 2023」のPDF版を無償公開した。米国と比較して、日本企業はまだデータ利活用の基礎段階にある傾向などが明らかになったという。