「フリーレン巻き」ネットで話題に 実は“片リボン巻き”？ ただし漫画公式は異なる見解（1/2 ページ）

[芹澤隆徳，ITmedia]

　勇者ヒンメルの死から28年後。北方諸国グラナト伯爵領とX（旧Twitter）上で、マフラーをリボンのように巻く「フリーレン巻き」が、にわかに注目を集めていた。

　テレビアニメ「葬送のフリーレン」の公式Xアカウントは1月12日、Blu-ray DiscとDVDのVol.1の宣伝を兼ねて「フリーレン巻き投げキッス。」のビジュアルを公開した。Amazon.co.jp限定特典「描き下ろしB2布ポスター＆メガジャケ」の絵柄だ。BD／DVDは24日に発売予定という。

勇者を失神させそうなAmazon.co.jp限定特典の描き下ろしB2布ポスター＆メガジャケのビジュアル（公式Xより）© 山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

　このフリーレン巻き。リプライ欄を見ると、どうやら「片リボン巻き」という、実在するマフラー装着方法の1つのようだ。一体、どういうものか。

　ファーストリテイリングのファッションブランド「PLST」（プラスト）が運営するオウンドメディア「PLST MAGAZINE」の記事では、人気スタイリストの亀恭子さんが「甘すぎず、どんな年代の方にも似合う巻き方」と紹介している。図らずも1000年以上生きた魔法使いが、それを証明したようだ。

　しかも“簡単なのに凝って見える”巻き方だという（写真付きで巻き方を紹介している記事はこちら）。

　ただし、「フリーレン巻き」にはべつの解釈もあるようだ。葬送のフリーレン“漫画”公式Xアカウントは12日、アニメ公式アカウントとは似ても似つかないフリーレン巻きの画像を公開した。