巨大ロボットが銃を握る 「アーカックス」新動画がロマンの塊

[ITmedia]

　アーマード・コア、ガンダム、レイバー──銃を握るロボットはいつの時代もロマンあふれる存在だ。そして、そのロマンが現実にも顔を出した。ロボット開発を手掛けるツバメインダストリ（東京都江戸川区）は9月5日、搭乗型ロボット「アーカックス」に、専用のモデルガンを持たせた様子をXで公開。その姿はまるでフィクションのようだ。

　動画は、アーカックスが拳銃型のモデルガンを握り、構える様子を映したもの。アーカックスの大きさもあって、一見モデルガンが小さく見える。しかしツバメインダストリが同時に投稿した画像によれば、モデルガンは人間が両手で抱えるほどのサイズという。

銃を握るアーカックス（画像はツバメインダストリ公式Xから引用、以下同）

モデルガンの大きさ

　アーカックスは全高約4.5m、重量約3.5tの搭乗操作型ロボット。2本の腕と車輪がついた4本の脚を備え、バッテリー駆動による自走が可能。必要に応じて「ロボットモード」「ビークルモード」への変形も可能で、コックピット内のジョイスティックやペダル、タッチパネルで操作する。

アーカックス（撮影は編集部、以下同）

　「SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦する体験を提供することを目的に製作した」（同社）といい、2023年8月に約4億円で販売を始めた。プラモデルなどのグッズも展開している他、24年6月からはイベント向けの貸し出しもしている。