SIE、3D技のCinemersive Labsを買収――プレステの視覚効果を機械学習で強化
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は4月2日(米太平洋時間)、VR/AR向け3D技術を手掛ける英Cinemersive Labsを買収すると発表した。機械学習を応用してPlayStation(PS)向けゲームプレイにおける視覚効果を強化し、レンダリング技術を向上させ、プレイヤーに新たなレベルのビジュアルフィデリティを提供することが目的としている。買収総額などの取引条件については公表されていない。
Cinemersive Labsは、2022年に設立されたエジンバラに拠点を置く非上場企業。コンピュータビジョンと機械学習の深い専門知識を持ち、VR/AR向けの次世代没入型3D写真および動画技術で知られる。独自の生成AIを用いてスマートフォンの単一カメラや1枚の写真から6DoFの3Dコンテンツを作成する技術や、サブピクセルレベルの精度で調整された5台の同期カメラを備えたプロ用ポータブル撮影装置などを手掛けている。自社の3D写真や6DoF動画技術を展開する主要プラットフォームとして米Metaの「Meta Quest」向けアプリを提供している。現行のアプリを存続させるかどうかなどは今のところ発表されていない。
買収完了後、Cinemersive LabsのチームはSIEのVisual Computing Groupに合流し、ゲーム内のビジュアルコンピューティング開発に貢献していく。SIEは発表文で「Cinemersive LabsのチームをSIEに迎え入れ、PlayStationを最高の遊び場にし続けることを楽しみにしている」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
アンケート結果をダウンロードしたら他社の従業員情報が…… ベネフィット・ワン、1万3460人分漏えい
-
2
ドラッグ&ドロップ操作ミスで……TOPPAN、損保ジャパン契約者17万人分のデータを他社に誤送付
-
3
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
-
4
佐川急便、不正アクセスで個人情報流出か 送り主・届け先の氏名や住所など、約100日分の荷物データ対象
-
5
ドコモ、料金の支払い遅れで385円の手数料 27年2月請求分から
-
6
「写真で一言 ボケて」きょう午後8時にサービス終了 18年・1億超のボケに幕
-
7
タイムズカー、退会者の免許証画像も「7年」保存していた理由 パーク24に聞いた
-
8
睡眠中に「ピンクノイズ」を聞くと“脳内ゴミ”の洗い流しが強まる? 米MITが人間で実験 Science系列誌で発表
-
9
楽天モバイルのauローミング縮小 マップ公開、ほぼ半減エリアも……さらに「順次縮小」へ
-
10
セイコーマート、会員のほぼ半数に当たる情報漏えい 約57万人分
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR