Waymo、Zeekr製造の新型ロボタクシー「Ojai」を初公開
米Alphabet傘下の自動運転企業Waymoは5月28日(現地時間)、第6世代ロボタクシー「Ojai」(オハイ)の無料乗車体験を、まずはサンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスで開始すると発表した。Waymoは名称の由来を発表していないが、カリフォルニア州にはOjaiという都市がある。
Ojaiは、中国Geely Holding Group(吉利控股集団)傘下の電気自動車ブランドZeekrが製造した車両にWaymoの自動運転システムを統合したものだ。WaymoとZeekrは2021年12月に協業を発表しており、Zeekrのスウェーデン拠点でロボタクシー専用プラットフォームを開発してきた。2024年8月に第6世代ロボタクシーとして発表された際には、その具体的な車名は伏せられており、Ojaiという名称は今回の公開乗車開始に合わせて初めて公表された。
車内のデザインは「走るリビングルーム」をコンセプトとしており、エレベーターのように開くドアと完全にフラットなフロアにより、乗り降りしやすい広々とした空間を実現した。3枚の大型LEDスクリーンを備え、温度や音楽などを乗客が自由にカスタマイズできる。また、点字や音声読み上げ対応のインタフェース、乗降時のサポートハンドルなどアクセシビリティ機能も車両設計に組み込まれている。
自動運転システムには第6世代Waymo Driverが初めて搭載された。これは、11都市以上で2000万回以上の完全自律走行を重ねてきた実績を持つWaymo Driverを進化させたもので、降雪地帯への対応強化なども図られているという。
今後数カ月かけて乗車可能なユーザーを段階的に拡大し、2026年中により広いユーザー層への提供開始を目指す。対象地域で乗車を希望するユーザーは、Waymoアプリで「Trusted Tester」への登録を申し込む必要がある。また、アリゾナ州メサの自社工場では、年間数万台規模への運行車両(フリート)の拡大に向けた生産体制整備も進めている。
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