Sansan急成長、利益2.4倍で過去最高 名刺も請求書も好調、来期も利益成長5割超へ
名刺管理サービスなどで知られるSansanが急成長している。
7月13日に発表した2026年5月期(2025年6月~2026年5月)の通期連結決算は、売上高が537億6100万円(前年同期比24.4%増)、調整後営業利益が84億2700万円(同137.0%増)で、過去最高益を達成した。
名刺管理で手堅く稼ぎつつ、経理向けクラウドサービス「Bill One」の急成長が利益を大きく押し上げた。子会社ログミーの株式を売却し約14億円の株式売却益も計上。上場以来初となる期末配当(1株当たり2.5円)も実施した。
主力の名刺管理サービスSansanは、売上高約311億円(同16.2%増)。調整後営業利益率38.9%に達し、グループの収益基盤となっている。名刺アプリ「Eight」を軸とするEight事業も売上高約67億円(同33.0%増)と好調だった。
Bill Oneは、請求書の受領・データ化を起点に経費精算や債権管理までカバーする経理AXサービスで、売上高は約137億円(同39.7%増)。調整後営業損益はなお約16億円の赤字だが、前年同期から約37億円改善し、2027年5月期には通期黒字化を見込む。
2027年5月期は、売上高約637億~653億円(同18.5~21.5%増)、調整後営業利益約127億~147億円(同51.2~74.4%増)を見込む。
株主還元にも着手し、2027年5月期は中間・期末あわせて計5円の配当を予定する。
同社は2007年に名刺管理サービス「Sansan」で創業。12年に名刺アプリ「Eight」の提供を始め、20年に経理DXサービス「Bill One」を提供開始した。
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