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富士通、JAXAの災害管理システム受注 「きずな」でアジア地域に画像配信
超高速インターネット衛星「きずな」を使って、アジア地域の衛星画像を防災機関に配信するJAXAの災害管理支援システムを、富士通が受注した。
富士通は3月4日、超高速インターネット衛星「きずな」を使って、アジア地域の衛星画像を防災機関に配信し、災害管理に役立てるシステムの開発を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注したと発表した。2010年4月に本格稼働する予定。
地球観測衛星「だいち」などが撮影した画像を、きずなを使ってアジア各国の防災機関に定期的に自動配信する仕組みを構築する。同社の高速ファイル転送ソリューション「BI.DAN-GUN」を採用し、回線品質が十分に確保できない地域へも、高速かつ確実に配信するとしている。
JAXAが提唱している国際的な災害管理支援プロジェクト「センチネルアジア」の一環。通信衛星を利用した国際的な災害管理支援システムは国内初という。
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