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Android Marketの有料アプリ料金支払い、AT&Tが電話使用料との合算を可能に
これまでGoogle Checkoutへの登録が必要だったAndroid Marketの有料アプリ料金支払いが、AT&Tでは電話料金とまとめて支払えるようになった。日本ではソフトバンクが既に同様のサービスを発表している。
米Googleは12月23日(現地時間)、米AT&TがAndroid端末ユーザー向けに、有料アプリ料金を電話料金とまとめて支払える「AT&T Direct Carrier Billing」サービスを開始したと発表した。
現在、Android端末向けアプリストアAndroid Marketの有料アプリの料金は、Googleの決済サービスGoogle Checkoutに登録し、クレジットカードで支払う必要がある。なお、日本ではソフトバンクが同様のサービスを12月中旬から開始すると発表している(24日現在、まだ開始されていないようだ)。
新サービスでは、Android Marketで有料アプリを購入しようとすると表示される「支払い方法を選択」画面で、「Bill my AT&T account(AT&Tのアカウントで支払う)」を選択できる。これにより、アプリの料金はAT&Tの月々の利用料金と合算されて請求される。
Googleは13日にはAndroid Marketのユーザーインタフェース改良を発表しており、アプリのダウンロード拡大に努めている。Android Marketの登録アプリ数は10月の時点で10万本と発表されている。
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